高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
高所作業を行う屋根職人を守ってくれる安全グッズを
紹介する記事を書きたいと思います。
前回は頭を守るヘルメットのことを書きましたが、今回は足元を守る屋根靴。
屋根の上って滑らないですか?って聞かれますが、
滑らないように専用の靴を使ってるから大丈夫ですって感じ。
僕らでも屋根が濡れている状態の時は滑るので乗りませんけどね。
特に寒い時期は霜が降りてしまってる時は
超危険なんでお昼くらいに乾いてからの出動となります。
屋根職人の足元を守る専用の靴【屋根靴】
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僕たち屋根屋は普段の靴と屋根に上がる時の靴を実は履き替えてるんです。
屋根には屋根用の滑りにくい靴を履くようにしています。
職人さんによっていろんなタイプのこだわりを持ってたりして
直足袋スタイルの方もいれば、スニーカータイプの人も。
最近ではスニーカータイプを使う職人さんの方が多いんじゃないかと思います。
僕は普段からこれを使っています。
屋根上は雨水を排水するために屋根に角度がついています。
さらには瓦屋根の表面がガラス質で滑りやすい種類もあったり、
カラーベストだと表面の劣化でズルズルと滑る屋根もあったり。
普通のスニーカーで屋根上に上がれないこともないですが、
やっぱり安心感は全然違います。
ましてや革靴なんかで乗るのなんて自殺行為なので絶対やめてくださいね。
スニーカーでも登れますが、屋根上で作業をするとなるとこれは危険。
足元の安定感がなければ屋根上で移動しての作業ってできませんものね。
スニーカーは地面を快適に歩くためのもの、屋根靴は角度のついた屋根の上で滑らないためのもの。
ソール部分のデザインも全然違うんですよ。
細かくVの字のような山がたくさんあることでグリップ力を発揮してくれます。
そういえば友人がハイパーVソールっていうのが滑らなくて良いよって
オススメしてくれてたので、今度はそれも試してみようかな。
慣れているから屋根の上で滑らずに作業ができるのではなく、
滑らない専用の屋根靴を履いているから作業ができるんです。
もし何かの理由で屋根に上がらなければならないなんて時には思い出してもらえたらと思います。
上がらなくて済むならば高所ですので、やめてくださいね。
もしもの時は濡れている状態では上がらないこと。
屋根用の屋根靴を履くことを思い出してくださいね。
屋根靴を履いていたら絶対に滑らないという訳ではないので、
そこは自己責任でお願いします。
屋根上で困ったことがあった場合は、お気軽に僕らに相談してくださいね。
屋根の点検をご希望される方は、下記からお問い合わせください。
(お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです)
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