高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
高所作業を行う屋根職人を守ってくれる安全具を紹介する記事を書きたいと思います。
普段の僕らの仕事場は高さが6m近くある屋根の上。
怖くないですか?って聞かれることもありますが、ある程度は慣れです。
見晴らしも良くて屋根上からの景色もキレイなんですよー。
最近は足場もしっかりしてくれているので、転落の危険も減り安全に作業できることに感謝です。
ヘルメットの着用
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いまだに現場やSNSなどの投稿で屋根上にヘルメットなしで上がっているところを目にしますが、ちょっとあり得ないなって思ってます。
いくら腕が良くてもこの時代にヘルメットを被っていない時点で良い会社ではないと思います。
たかがヘルメットと言われますが、たとえばプロ野球選手は打席に入る際には必ずヘルメットを被りますよね。
被らないと打席にすら立つことは許されません。
草野球ではヘルメットを被らず打席に入ることはあるようですが、アマチュアですからね。
ヘルメットを被らないのは現場で作業するための安全意識・プロ意識の欠如ではないでしょうか?
僕たち屋根屋の仕事は一歩間違ったら死に直結するような大事故にもなりかねません。
だって、高所作業だから。
もちろん落ちないようにと注意しながら作業していますが、何かの拍子に足元が滑ってしまって転落することも考えられます。
職人にも家族がいるので、無事に家に帰ることが大事。
また事故があったらその家に住むお客さんも良い気持ちにはなりません。
だから屋根の森では必ずヘルメットの着用をしています。
屋根屋を守る墜落時保護用ヘルメットとは
実はヘルメットにも種類があるってご存知ですか?
大きく分けて3種類あります。
引用元 https://www.midori-helmet.jp/dictionary/6-3/
飛来・落下物用、墜落時保護用、電気用の3種類。
僕たち屋根屋が被るのは墜落時保護用ヘルメットというタイプ。
内側に衝撃吸収ライナー(発泡スチロール等)を設置してあり墜落による頭部への衝撃を軽減するためのヘルメット。
1mからの転落した場合の衝撃吸収効果は「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」では2倍以上の差が出ています。
引用元
https://jsite.mhlw.go.jp/mie-roudoukyoku/var/rev0/0113/5810/20161125141714.pdf
ということで、屋根に上がる作業時には必ず墜落時保護用のヘルメットを被ってくださいね。
ヘルメットの使用期限
ヘルメットには使用場所や用途などによって大きく差が出るため、法的な規制ではなくあくまで目安とのこと。
ある程度の年数で安全面を考慮して交換することにしていますが、日本メルメット工業会ではこのように定められてます。
『材質や使用状況で異なりますが、(一社)日本ヘルメット工業会では、PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱可塑性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内に交換をしていただくようお願いしています。』
引用元
http://www.japan-helmet.com/faq/index.html#:~:text=%E6%9D%90%E8%B3%AA%E3%82%84%E4%BD%BF%E7%94%A8%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%A7,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
というのが交換時期の目安になります。
最近のヘルメットは昔のモノと比べて内部の熱がこもらないような
ベンチレーション機能があったり進化しているので、定期的に交換したいものですね。
っというわけで今日は屋根屋の頭部を守るヘルメットのご紹介でした。
今日も1日ご安全に!
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