その雨漏り修理業者は屋根のプロである屋根工事店ですか?
- 投稿日:2022年 8月25日
- テーマ:やね点検

高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。 先日も屋根点検依頼で現地に行くと、訪問販売業者が来て 屋根に上がってみるとなんてことはない状態でした。 不安を煽って仕事を取ろうとする悪徳訪問販売業者はなかなかいなくならないですね。 僕らの住む飛騨高山地域からだけでもなくなるように頑張ってきます。
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最近気になってることがあるんです。 『雨漏り修理のプロ』って謳っているいる業者がネット上にはたくさんいます。 全国組織の加盟店を抱えている大きなグループだったりします。 でもね・・・その人たちよくよく調べてみると屋根工事のプロじゃないこともあるんですよ。 加盟している○○店の人たちも屋根工事業者じゃない人たちばかりだったりします。 外壁屋さんとか、防水屋さんとか、塗装屋さんとか。 みんなそれぞれの仕事や経験のベースがあるのですが、そちらからのアプローチになりがち。 勉強会に行ったりしてそれらしいことは話しできる知識は身につけてらっしゃいますが、 以前、雨漏り修理グループを謳う会社の雨漏り診断士という方がお客さんの屋根点検を行い まぁ酷い内容でした。 屋根のこと、瓦のこと全然知らないんだなって。 初歩の初歩レベルの屋根用語を間違えていたり・・・。 そんな方が雨漏り診断のプロと言って、お客さんの家の屋根を調査して 調べてみたらそこの会社のベースは外壁屋さんでした。 屋根のプロではありません。 屋根工事店でもありません。 でも雨漏り修理のプロと名乗って間違った施工して対価をいただいてるんですよね。 今の時代、調べる時はネットを使って調べます。 検索ワードで上位に出てくるようにお金を掛けてHPを作って集客しちゃえばOK。 それってちょっと違うんじゃないかなと思うんですが・・・ 屋根の森もHPにもっとお金かければ良いのかも知れないけど、 お金を稼ぎたいのではなく、屋根で困っている人たちのためになりたい。 特に僕らの住む飛騨高山地域の方々のためになりたい。 そんな気持ちで日々頑張ってます。 僕らは手間暇を惜しまず掛けていくスタイルで 屋根の点検をご希望される方は、下記からお問い合わせください。 (お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです) https://www.morikawara-yane.com/ffex/index.php?form=inquiry
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そりゃ雨漏りするわって思う解体業者の雑な壁際施工
- 投稿日:2022年 8月12日
- テーマ:雨漏り予防

高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。 屋根点検や現地調査で日々たくさんのお家の屋根に登らせていただくのですが、 屋根工事業者だったら絶対やらないような仕上がりに遭遇してしまったので
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水の流れについて常に考えている屋根工事業者は二重三重の備えをして工事をしています。 水切り板金をただ単純に施工する訳ではなく、 屋根材と水切り板金との隙間を埋めるために漆喰やシーラーの設置。 さらには屋根材の下にある防水のルーフィングを内部で立ち上げて最終的なディフェンスをします。 上部だけでなく壁とぶつかる左右の部分もポイントの一つ。 瓦のカーブのついたRをまたぐように雨切りを設置することで ![]() こういう屋根のプロならではの施工のコダワリ部分もあるんですよ。 やっぱり餅は餅屋。 屋根のことは屋根屋にご相談くださいね。 売り込みっぽくなるのは嫌なんですが、 僕らの地域ではこういう悲しい施工が減ることを願って頑張ってきます! 屋根の点検をご希望される方は、下記からお問い合わせください。 (お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです) https://www.morikawara-yane.com/ffex/index.php?form=inquiry
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鬼瓦って何のため?
- 投稿日:2022年 8月 7日
- テーマ:屋根・瓦の豆知識

高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。 今回はお客さんから聞かれた素朴な疑問にお答えしていこうと思います。 鬼瓦って何のために屋根に乗せられてるの? ほほー、そう来ましたか。 ということで、鬼瓦について書いていきますね。
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もともと鬼瓦の役割は棟端部から雨水が入ってしまわないようにと防水のために設置されていました。 今の鬼瓦のように装飾されたものではなくシンプルな板状の鬼板と呼ばれた物が使われていました。 段々と装飾的なものや魔除けの意味合いが込められた鬼瓦へと変化していったと言われています。 ルーツはローマ帝国支配時の都市遺跡である『パルミラ』の入り口の上に なんか急に壮大な話になってきましたね(笑)。 西洋ではメドューサ、日本では鬼っていうのも面白いですね。 降りかかる厄災などから住まいや家人を守るために鬼瓦が睨みを効かせてくれてるってことです。 特に火事避けの願いが込められた『水』の文字入りの鬼瓦も想いを感じます。 ![]() 画像引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%93%A6より なんで水の文字が入っているんだろう?ってたまに見かけるかと思いますが、 『火』に対しては『水』が効果を発揮してくれると信じられているんですねぇー。 他にも飾り瓦の『立浪』なんかも水関連で火事避けの願いが込められてるんですって。 ![]() 画像引用元 http://www.onigawara.info/index.cgiより 古来より日本人には、天変地異や災いから身を守るために自然に対して敬う心があります。 そのような信仰心から家内安全などの願いを込めて鬼瓦を屋根上に飾ってきました。 自分の代だけでなく、二代・三代と繁栄を願って縁起の良い模様の入った鬼瓦を飾ったりしたんですね。 最近では鬼瓦を屋根上に乗せる住宅も少なくなってきましたが、
ということで、この記事が屋根を見上げる一つの機会になってくれたら嬉しいです。 屋根の点検をご希望される方は、下記からお問い合わせください。 (お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです) https://www.morikawara-yane.com/ffex/index.php?form=inquiry
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