高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
朝晩はめっきり寒くなってきて秋は一体どこに行っちゃったの?と言いたくなるくらい。
冬支度を早急にしていかなきゃなって思ってます。
今日は冬が来る前に雨漏り修理について今一度考えて欲しいなと思ってブログを書いていきます。
雨漏りでクロスが剥がれてしまった
今回はお客さんから質問があったことについてです。
"過去に雨漏りした部分のクロスが剥がれてしまった。
この状態は建物的に危険?
修理はどうしたら良い?"
との質問をいただきました。
まずはクロスの剥がれよりも雨漏りを何年放置したのか?
どれくらいの期間放置してしまっているのかの方が大事なこと。
過去に雨漏りした部分のってことですので
現在は雨漏り修理済みと考えると・・・
クロスの貼り替えなどの軽微な内装修理で良いかと思います。
もし今も雨漏りしている状態でしたら
屋根の雨漏り修理を行なっていきましょう。
クロスのこともそうですが、原因を根本から修理していかなければダメですもんね。
雨漏りは放置すればするほど家はダメになっていきます。
建物が危険な状態とは
建物的に危険?との質問もいただいてましたが、
多少の雨漏りでは危険な状態ではありません。
しかし放置していると危険な状態になってしまうことも考えられます。
建物が危険な状態とは木造建築の場合は木が腐ってしまったりで
家の構造がダメになってしまっている状態のこと。
![雨漏り修理 雨漏り 屋根修理 屋根リフォーム 屋根点検](https://www.morikawara-yane.com/images/old/blog/2022.10.26-2.jpg)
屋根の下地だけでなく、構造躯体にまで影響が出てしまうのが危険な状態です。
建物の内部が腐ってしまうとその補修のために結構な金額が掛かってしまうことも。
![雨漏り修理 雨漏り 屋根修理 屋根リフォーム 屋根点検](https://www.morikawara-yane.com/images/old/blog/2022.10.26-3.jpg)
構造躯体に影響が出ると建物の強度にも影響が出てしまうので、
早期の対応を強くオススメします。
木材の腐るメカニクス
木は腐るものというのはイメージ的には分かってもらえるかと思います。
しかし、全ての木が簡単に腐ってしまうのでしょうか?
木が腐るのには腐朽菌の存在があります。
![雨漏り修理 雨漏り 屋根修理 屋根リフォーム 屋根点検](https://www.morikawara-yane.com/images/old/blog/2022.10.26-4.jpg)
簡単に説明していくと、木が濡れることによって腐朽菌が増殖し腐っていくというメカニクス。
雨漏りしたことで木材が濡れて腐朽菌が増えていった結果、腐っていくんです。
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この腐朽菌は4つの条件が揃うと増殖していきます。
その4つの条件とはこちら。
① 温度
② 酸素
③ 水分
④ 栄養分
![雨漏り修理 雨漏り 屋根修理 屋根リフォーム 屋根点検](https://www.morikawara-yane.com/images/old/blog/2022.10.26-6.jpg)
逆にこの4つの条件の一つでも欠けていれば腐朽菌の増殖は抑えられるということ。
酸素は空気中に含まれているのでダメ、栄養分は木材の中に含まれておりダメ。
高温多湿な状態を好むため、雨漏りなどの水分の侵入を防ぐことが大事なんです。
雨漏りした状態を放置している状態がまずいのは分かっていただけましたか?
腐朽菌の増殖を防ぐためにも水分を断つことはマストなんですね。
今回の質問のまとめは屋根の森YouTubeチャンネルでも解説してますので、そちらもご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=fjQ4wvGwW4E
ということで、雨漏り修理は早期発見・早期修理を心掛けていただきたいと思います。
冬の間、屋根に雪が積もった状態では屋根修理ができませんので、
お悩みの方はお早めにご相談くださいね。
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