屋根のプロが憤慨した悪徳業者のずさんな手抜き工事を公開
- やね点検
高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。 現場調査で屋根に上がらせてもらうと本当にいろんな状態、いろんなことが起こっています。 今回はずさんな工事をされてしまっており、雨漏りしてしまっていました。 僕らの住む飛騨高山エリアでこういう悲しいことが起きないようにと ずさんな手抜き工事で雨漏り今回の事例は屋根の森YouTubeチャンネルでも公開しているのでご覧いただけたらと思います。
熱くなり過ぎないように冷静に書いていきたいと思いますが、 でも、それくらい屋根のプロとして許せない工事だったんです。 今回の問題となった場所は1階上の屋根(下屋根)部分。 なんでも解体で余った瓦を使って屋根工事が本業ではない業者が施工したとのことです。 その結果として雨漏りが発生してしまっており、 屋根のプロとして一目見ただけで施工異常を発見。 壁との隙間部分に水切り板金などの存在が見られず、 雨漏り原因はココかなぁと思いながら他の部分も確認していきます。 メインとなる平部の桟瓦をめくってみて、まさかの出来事に唖然としてしまいました。 防水のための下葺き材が途中までしか敷かれていません。 これは大問題ですよ。 瓦の下側にもし雨水が入り込んでしまった場合には、 防水のルーフィングが足りなかったのか壁際から4枚分くらいは しかも横桟木の下部に流し桟などの水が抜けるような施工がされておらず、 通常は流し桟などで横桟木を少し浮かすこととルーフィングによって こちらも雨漏りの原因の一つとなっていました。 しかもですよ・・・・ こんなずさんな手抜き工事をしておきながら、 屋根のプロとして本当に申し訳ない気持ちになりましたし、 見よう見真似で瓦を並べることは建築系をかじったことがある方ならばできるかも知れません。 しかし、大事なことは表面ではなく裏側の隠れている部分の施工なんです。 悪徳業者にずさんな工事をされてしまう前に、屋根のプロにご相談ください。 少なくとも僕らの住む飛騨高山エリアでこういう もっと僕たち屋根のプロである屋根の森・森瓦店の存在を知ってもらえるように。 何か屋根で不安なこと、気になることがあった際には気軽に相談してもらえるように。 これからも飛騨高山エリアの屋根は僕らが守るという気持ちを持って、 なんか決意表明みたいな感じになりましたが、屋根のことは屋根のプロに相談してくださいね。
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