高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
今日は雪深い飛騨高山ならではの不具合事例をご紹介していきますね。
この記事を読んだら一度、外からチェックしてもらえたらと思います。
雨漏りから軒天が落下
屋根って軒の出と呼ばれる壁から60センチくらい出ている軒と呼ばれる部分があります。
その裏側部分のことを軒天(のきてん)と呼ぶのですが、
この軒天部分の部材が落ちてしまったと相談をいただきました。
現場に行ってみると軒天の部分に貼ってある白い板が落ちて無くなってしまっていました。
画像で見ると黒っぽい部分が落下してなくなったところです。
幸い落ちた部材で怪我などをした人はいなかったのは救いですが、危ないですよね。
原因は氷の塊
軒天が落下した原因を探していくのですが、ちょっとビックリしてしまいました。
軒天が剥がれた部分をよく見ると黒色だと思っていたら・・・
あれ?透明な塊が見えます。
この透明なモノの正体は実は巨大な氷の塊なんです!
屋根上の雪が溶けて水分となり屋根材の裏側に回って
軒天を濡らす『凍み上がり』の一種。
屋根の裏側に入ってしまった水が冷やされて氷となって大きく成長してしまったんですよね。
そして水分が軒天を傷めて腐らせてしまい、氷に押されて落下してしまったという流れ。
問題なのは、これが一部だけに起きている現象ではなく
落ちた軒天の両サイドも染みが出てしまっているため、同じ現象が起きている可能性があります。
放置しているとこちらも落下してきてしまう可能性があります。
全体的に起きているのは屋根の勾配に合わない屋根材の葺き方をしていたのが原因です。
緩い勾配にはそれに対応した屋根材をきちんと選定して使うことが大事です。
応急処置をして屋根上から雪がなくなるのを待ってから本格的な修理となります。
皆さんのお家は大丈夫ですか?
外から確認できる部分ではあるのでチェックしてみてくださいね。
屋根は一番外側で家族の生活の場である住宅を守ってくれる大事な場所。
24時間365日サボることなく働き続けてくれている屋根のことを大切にしてあげて欲しいなって思います。
飛騨高山近辺の方は加盟店でもある屋根の森にご相談くださいませー。
屋根の点検・雨漏り修理・雨樋掃除などをご希望される方は、下記からお問い合わせください。
(お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです)
https://www.morikawara-yane.com/inquiry/
|