高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
前回、瓦屋根の施工方法が建築基準法で変わる件について書きました。
その際に瓦屋根リフォームに関する補助金のことが書いてあったので調べたことをレポートしますね。
↓詳しくは国土交通省のHPからご覧ください
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000146.html
屋根ふき材に対する強風対策(令和4年1月1日施行)というとこの参考資料にあります。

住宅・建築物安全ストック形式事業
資料の中に『住宅・建築物安全ストック形成事業という項目がありました。
瓦屋根の耐風診断に関しては補助対象限度額として31,500円/棟の記載。 瓦屋根の耐風改修工事に関しては補助対象限度額として24,000円に屋根面積(m2)を乗じた額(上限240万円/棟)とあります。

かなり大きいと思って調べたのですが、どこに詳しく載っているのか全然分かりません。
あまりに分からなかったので思い切って国土交通省に電話してみました!
国土交通省内の代表電話に掛かり、状況と知りたいことを説明すると・・・
「住宅局なんとか課」(聞き取れませんでした)に回されて、話をするも担当者じゃないと分からないとのことで、折り返しの電話を待つことに。
折り返しがあったのですが、偶然にも電話中だったため急いで電話を切り出ようとしたら・・・
間違えて切ってしまいました・・・
急いで番号に折り返すと、また代表番号・・・
電話をいただいた旨を説明するも何課だったか分かってなかったので、再度説明しやっと担当部署に回してもらうことに成功するも・・・
担当者電話中・・・
役所関係に電話する際はきちんと部署名と担当者名はメモしておくことに注意ください。
再度、住宅局建築指導課(多分)の方から連絡をいただき、質問に答えてもらったのですがハッキリしません。
国土交通省としてはこういう予算は確保してあります。
補助金の流れとしては地方自治体から申請が上がってきた後に予算がおりるので、詳しくは地方自治体に確認してくださいとのこと。
流れで市役所へと電話してみました。
高山市の場合はまだ予算がついてない感じだったので、瓦の産地である愛知県高浜市は瓦に対する補助金が進んでいるだろうと思い電話してみました。
すると、瓦屋根の耐震診断については現在取り組む方向で調整中でまだ正式決定はしていないとのこと。
瓦屋根の耐震改修工事に関しては取り組む予定は今のところないとのこと。
えぇぇー、国土交通省さん話が違うじゃないのー!
さらにこれは地方自治体によって独自に取り組むかどうか決めるそうで、工事現場の市町村にその都度確認が必要なようです。
長期優良自宅化リフォーム推進事業(令和3年度~)
国土交通省の参考資料の中にもう一つの補助制度が掲載されていました。
長期優良住宅化リフォーム推進事業として、対象事業の条件を満たせば、補助率1/3で限度額100万円/戸まで出る補助金。

こちらについても市役所の方に聞いてみたのですが、これについては事業者が登録をして行うことだから自分で調べてみてくださいとのこと。
いやいや・・・分からんから聞いてるんですが・・・
これまたなんとか資料からサイトを見つけたのですが・・・
国立研究開発法人建築研究所(https://www.kenken.go.jp/chouki_r/)
事業者登録等が必要となってくるとのことで、もう少し勉強が必要ですね。
この場合、僕らではなくリフォーム業者さんがここでは申請窓口になるような形式になるんだろうか?
ごめんなさい、ここで燃え尽きました。
また分かり次第、続報を書きたいと思います。
結論
建築基準法の瓦の留めつけ方法の変更は決まっているが、補助金等の整備に関してはまだできていないことが多く各自治体に確認する必要がある。

もう少し分かりやすく簡単に調べられるようにHP等を作っていただけると助かります。
仕組みももう少し分かりやすくして欲しいなぁー。
頑張って勉強してみますね。
屋根の点検をご希望される方は、下記からお問い合わせください。
(お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです)
https://www.morikawara-yane.com/inquiry
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