屋根は瓦がたくさん乗った状態になるので1枚だけでなく全体での重量という考え方が大切です。
和瓦・平板瓦は1枚当たりの重量は違いますが、屋根1坪当たりの重量は和瓦が53枚版なので約143.1キロで、平板瓦は40枚版なので約144キロ。
坪っていう感覚が掴みにくいと思うので1m2で考えると、瓦の場合は3.3で割って約44キロになります。
ちなみに他の屋根材では、カラーベストが1m2当たり約20キロ、板金屋根だと1m2当たり約7キロ。
瓦はカラーベストの約2倍、板金屋根の約6倍の重さとなってます。
100人乗っても大丈夫
瓦は重いと言われますが、1m2当たり約44キロとなると・・・
可愛らしい女性が1人乗ってる感じです。
44キロの女性芸能人を調べてみたら元AKB48の大島優子さんが該当。
屋根の大きさは約100m2くらいですので、屋根上に大島優子さんが100人乗ってるイメージです。
100人乗っても・・・と聞くと思い出されることがありませんか?
そう、100人乗っても大丈夫!で有名なイナバ物置。
画像引用元 株式会社稲葉製作所より(https://www.inaba-ss.co.jp/index.html)
イナバ物置って住宅の屋根よりもだいぶ小さい物置に100人ギッシリ乗ってますよね?
となると物置よりももっと拾い住宅の屋根に大島優子さんが100人乗ったって余裕ですよねー。
逆に100人乗ったら崩れちゃうような家だったら物置よりも弱いってことになっちゃいますね(笑)。 だから屋根に瓦を使ったって余裕だよって住宅も言ってくれてると思いますよ。
現実的な話も一応しておきますと、住宅を建てる際には事前に構造計算をしなければなりません。
瓦屋根の場合の重量を考慮した上で柱や体力壁などが配置されているので、崩れることなんてありません。
軽い屋根材の場合だったら、柱や体力壁は瓦に比較すると少なくできるのがメリット。
だから屋根の重さによって自身に対する強度は変わらないんですね。
柱や体力壁の量が減らせるとなるとコストの差は少し出ますが安全性は同じなんですよ。
ということで、今日は瓦屋根の重さについて書いてきましたが瓦は1m2当たり可愛らしい女性が1人乗ってる程度の重さっていうイメージだけ覚えてもらったら嬉しいです。
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(お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです)
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