建築後に瓦が割れる原因
- やね点検
高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。 先日、上がらせていただいた屋根で古い瓦屋根ならではの現象を見つけたので紹介しておきます。 年代にもよりますが、他にもこういう事例は出ているので参考にしていただければと思います。 屋根の森YouTubeチャンネルでも紹介しているので合わせてご覧ください。 https://www.youtube.com/shorts/cPHmuvIiDfY https://www.youtube.com/shorts/ULlxx_3si_8 屋根上の瓦が同じところから割れている屋根瓦が割れてしまっているから点検・修理をして欲しいとのことで 同じような割れ方をしているとなると何か理由があるはずです。 下の瓦も割れ口の大きな左端に目がいきがちですが、 鉄釘のサビによる膨張が原因この現象の原因はズバリ、鉄釘が原因です。 昔はステンレス製の釘がなかったため、瓦の固定に鉄釘が使われていた時代があります。 皆さんご存知のように鉄は水があると錆びてしまいますよね。 雨水が入り込んでしまった結果、鉄釘が錆びてしまうという現象が起きるんですね。 そして鉄くぎがサビることで膨張してしまい、瓦固定用の釘穴が広がってしまい このクラックが大きくなった結果、瓦が割れてしまうという流れです。 こんな風に鉄釘が錆びてしまっています。 現在は瓦固定用の釘はサビに強いステンレス製の釘を使っています。 ステンレス製の釘のおかげで錆びによる膨張からの割れはなくなってきてますのでご安心ください。 こちらの屋根もステンレス釘にて修理していきます。 雪深い飛騨高山に住む僕らのエリアは屋根への負担も多くなる地域。 下からでは分からない不具合が屋根で起きていることもありますので、 屋根による被害が出てから修理となると費用も大きくなってきてしまうので、 屋根の点検・雨漏り修理・雨樋掃除などをご希望される方は、下記からお問い合わせください。 (お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです) |