高山市・飛騨市にお住まいの皆さん、雨漏りに強い『屋根の森』です。
最近は屋根はすっかり雪に覆われている飛騨高山。
それでも急に発生した雨漏りをどうにかしてほしい、とご相談を頂くこともあります。
先日もそのようなご依頼を頂き、屋根に積雪がある中、対応させて頂きました。
今日は屋根の森がどのように雨漏りを突き止めていったのか、
ご紹介させて頂きます!
雨漏り発生!でも屋根には雪が!どうしよう・・・
先日、お客様から雨漏りの修理依頼がありました。
ご自宅に伺うと玄関ホールの天井に雨漏りによる染みがあり、そこは2階の外壁の内部にあたる場所でした。


お話を伺うと2階の部屋の天井や壁には雨漏りがないとのこと、
又ご自宅には天井の点検口がないとのことで、雨漏りの原因を突き止めるために、
まず玄関の雨漏りの染みができている天井板を剥がして天井裏の調査をしました。

柱が1本濡れていてこの柱を水が伝って雨漏りしていることが分かりましたが、
どうしてこの柱が濡れてしまったのかは下からでは分かりません。
更にお話を伺うと屋根は数年前にカバー工法をしてあるとのことで、
屋根のどこかから雨が侵入しているということも考えにくいと判断し、
2階に行って該当の場所を調査することとしました。
2階の部屋の天井にはお話しの通り、雨漏りの形跡がなく、
該当の場所には壁があったため、この壁の中を見る必要があると判断しました。

2階の天井板を外して、天井裏を確認しました。
そして玄関上の濡れていた柱の上の木部分がやはり濡れていました。
なんと屋根の軒先の広小舞と呼ばれる木材ヌキや一般的に鼻隠しという
木材が濡れて腐らないように板金で巻くのですが、
その板金が室内側まで伸びており、それを伝って雪解け水が室内に侵入、
柱につたっていることが分かりました。


屋根の軒先をこのように室内まで伸びた状態で納めることは確実に雨漏りに繋がります。
今回はそのような構造になっており、それが雨漏りの原因でした。
高山では冬期は屋根に積雪があり、屋根からの調査をすることができないことが多いのですが、
今回のお客様のように雨漏りなど緊急を要する場合は他の様々な方法で
雨漏りの調査、対処が出来ますので問題を発見した際には出来るだけ早急にご相談下さい。
雨漏りなど屋根の不具合は発見が早ければ早いほど修理も軽く安くすみますし、何より家が長持ちします。
屋根の点検・雨漏り修理・雨樋掃除などをご希望される方は、下記からお問い合わせください。
(お問い合わせ内容に、ご希望の日程の候補日をいくつかご記入いただきますとスムーズです)
https://www.morikawara-yane.com/inquiry/
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