瓦の種類にもよりますが、築20～60年が葺き替えの目安になります。
これらの年数を過ぎると、屋根全体の耐久性が低下し、部分補修では対応できなくなることが多いです。
また、これらの年数が経過していなくても、明らかに劣化していると地上から見てもわかる場合は、葺き替えを検討しましょう。

・広範囲にわたるヒビ割れ・欠け
・コケが繁殖し根付いている
・屋根が柔らかくなっている
・すでに雨漏りしている
このような症状がみられる場合は、下地などの腐食の危険性や雨漏りの原因となるので葺き替えを検討しましょう。

・家の寿命が伸びる
屋根材だけでなく下地まですべて新しく取り替えるため、屋根そのものが新造され、建物を風から守る機能などが向上して、家そのものの寿命を延ばすことができます。
・家の外観を一新できる
屋根は家の外観の大部分を占めています。
屋根が変わるだけで、家の印象はガラッと変わるため、外観を一新することができます。
・耐震性の向上させる
新しい屋根材を今よりも軽い素材にすることで家の重心が下がり、耐震性を向上させられます。