瓦が割れる原因は、大きく分けて「衝撃」「劣化」「自然災害」「寒さ」の4つといわれています。
・衝撃
屋根瓦に対して過度の負荷がかかることで、割れてしまうことがあります。
・劣化
築年数の古い家には、瓦を固定するために鉄製の釘が使用されており、時間が経過することで錆つき膨らんでいきます。
この釘の膨らみが、屋根瓦の割れの原因となることがあるのです。
・自然災害
雪の多い地域では、積雪が原因で割れてしまうこともあります。
・寒さ
寒さが原因で瓦が割れることもあり、これは「凍て割れ」と呼ばれています。

瓦の割れを放置することで起こる一番の問題は、雨漏りです。
瓦が割れていると、その割れ目から雨水が浸透してしまいます。
そして、瓦の下にある下地にまで水分が到達すると、雨漏りが発生してしまうのです。
また、屋根の下にある防水シートなどの下地は太陽の日差しに弱く、割れ目から日光が差し込むことで劣化をすすめてしまうことになるのです。
そのため、屋根瓦が割れていることを発見したときには、早めに補修しておくことをおすすめします。