甍の波



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先日、瓦が好きな設計士さんと打合せをしてきた社長。
雑談の中でこういう話があったんや~と話してくれました。


話題は、家を新築するときに最近は瓦が使われなくなってきた、ということ。

設計士さんの感覚では、洋風の家を建てたいと依頼されたとき、
たとえ瓦が洋風の形であっても、板金と比較したときに
ど~しても瓦じゃないといけない理由がないとのこと。


実際は、瓦だと雨音が静かだとか、遮熱効果があるとかメリットはあるのですが、
その設計士さんにとって、瓦が瓦として魅力があるのは、やはり和風だからこそ。
そこ、なんだそう。


わたしは、なんというか、言葉にしにくいのですが
「そうか。。。」と妙に納得してしまったのです。


その設計士さんは、和瓦の美しさは他の屋根材では絶対に出せないから、

和瓦の美しさ、しいてはまちの景観の美しさを残していきたいと熱く語ってくれたそうです。


こいのぼりの歌でも、瓦屋根をが「甍の波」と表現されているように、
屋根屋というのもあるのかもしれませんが、個人的に、瓦屋根のまちなみが好きです。


でも実際に売上げを考えたとき、瓦屋根の魅力を発信するよりも
増加する洋風建築の需要を取り込むことが優先される。


私たちが伝えるべきは、「甍の波」と比喩される瓦の美しさ。

瓦は美しい。


高山では私たちの力不足もあり、和風建築であっても屋根は板金が多い。

山の上から高山のまちなみを見渡すと、小京都と言われるような
景色としての美しさは感じられない。


本当の魅力を伝える努力を怠ると、和風建築が建てられても瓦離れがおきる。

どんな仕事でも、やっていることの魅力や本質を理解しないといけない。

そう心に刻んでおこうと思った出来事でした。





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