太陽光発電パネルの経年劣化率
- 投稿日:2014年 3月 2日
- テーマ:
メンテナンス関連でまず、パネルの経年劣化率について記載します。
パネルの経年劣化率を測定する装置を売り出している会社に、素人ぶって質問してみました。
まず、太陽光発電パネルは確実に劣化(発電量が減少)していきます。
その劣化スピードはメーカによって差があるのが現状です。
どのメーカーのパネルが最も劣化しにくいのか気になるのが私でして、
担当者に直接聞いてみました。
しかしやっぱり・・・・企業秘密で教えてくれない。
聞き方を変えてみました。
「12年くらい使用したものを実際の計測値で測ると、平均何%劣化するのですか?」
回答は、1%~15%とのことでした。
また、メーカーの同じ製品でも劣化率は違うそうです。
担当者によると、一昔前は丁寧に作りこんでおり、劣化率も良好な値が出たそうです。
しかし量販されるようになってから、一気に劣化率が悪くなったそうです。
(製品の性能のばらつきが増加)
これから太陽光発電を導入される方は20年以上使用されると思いますので、
価格だけではなく、品質の面も重要視して下さい。
せっかくメンテナンスをしても製品自体が悪ければ本末転倒ですので。
どんな商品でも作業でも、規模が大きくなるにつれ、どうしても不良やミスが増えやすくなります。
だからこそ、企業努力が大切であり、工法も今一度見直して、いい商品を提供できるように努力していくことが大切です。
弊社も一生懸命頑張っていきます。
屋根全般のご相談はぜひ森瓦店へ
太陽光施工展セミナーにて・・・問題になっている現状。
- 投稿日:2014年 3月 1日
- テーマ:
東京ビッグサイトで2月27日~3月1日に行われた太陽光発電施工展に行ってきました。
その中でセミナーがあり、どんな新しい技術が学べるかと期待して行きましたが・・・
内容は初心者向けというか、屋根の構造からの説明で、このようなことを知らない人間が太陽光発電に手を出すことは非常に問題があると思いました。
(太陽光発電の土台は必ず垂木に止める・・当たり前♪当たり前♪あた・・・・)
冗談はさておき、講師の方々が必ず言われるのが、
パネルやそれに付属する製品は日々進化し、5年前と比べると著しい発展を遂げているということです。
しかしその中で、
正しい知識をもった職人が育成されていないのが現状
であると嘆かれていました。
その為、施工後のクレームも増加傾向にありますし、これから問題になってくると思います。
現在、太陽光発電は成熟期を迎え、次のステージであるメンテナンスの時代に到達します。
したがって、太陽光発電設置の際はもちろん、設置後のメンテナンスをしっかりしてくれるような
施工店選びが大事です。
そして、このメンテナンスの話はとても重要ですので、また別の機会に掲載させて頂きます。
屋根全般のご相談は森瓦店へ。
http://morikawara-yane.com/